【肩こり腰痛】N0_29 腰椎分離症の診断について

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【肩こり腰痛】N0.29 腰椎分離症の診断について

腰椎分離症の診断はどのように行われるのでしょう?

腰椎分離症は、自分がスポーツや運動をしている場合は、自己診断で予測がつくことがありますが、医療機関では他の腰痛関係の病気と同様にX線(レントゲン)・MRI・CTなどの画像を使って診断を行うのが一般的です。その他にスポーツ医学を取り入れている医療機関では独自の理学的テストを取り入れているところがあります。

■腰椎分離症の自己診断法

スポーツなどを行った後で、腰が痛かったり重苦しかったりする場合は、次のような方法で腰椎分離症の可能性があるかどうか自己診断をしてみましょう。

・腰痛がある
・体を反った時に痛みが出る
・体を捻ったときに痛みが出る
・腰骨を押さえると痛い

このような状況が4日以上続くようでしたら、腰椎分離症の疑いがありますので、早めに医療機関で診察を受けることをお勧めします。

■医療機関における診断

医療機関では、分離症の可能性の判断としてレントゲンが使われ、確定診断にはMRIを使うのが一般的のようです。

①レントゲン検査
レントゲン検査は簡便ですから、大部分の医療機関で取り入れております。
椎間関節の椎弓部位が完全に分離する前段階の疲労骨折では、椎弓根部が硬化したり細くなっているように見えますが、分離している状況は確認できないといいます。完全に分離した状態であれば、レントゲンでも判断できるようです。

②MRI(磁気共鳴影像法)検査
腰椎分離症の確定診断に使われます。疲労骨折がある場合は、骨折部位が白く光る高輝度所見が認められるといいます。

③CT検査
MRIで疲労骨折が確認された場合、その進行度を診断するために使われます。進行度の診断結果は、コルセットの作製に反映されます。

④スポーツ医学医師や理学療法士などによる身体機能診断
片足起立の体位で、軸脚に重心をかけてもらい、医師または理学療法士が付き添って体を反らし、痛みが出るかどうか診断します。軸足側の腰に痛みがでれば腰椎分離症が疑われるので、画像診断前の事前診断として実施されています。


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